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加計学園 「疑惑」残したまま 決着に疑問の声
 安倍晋三首相の友人が理事長を務める加計学園の獣医学部新設計画を巡り、文部科学省の大学設置・学校法人審議会が新設を認める答申を出したことが10日発表された。大学の誘致活動を進めてきた愛媛県今治市には歓迎ムードが漂う一方、認可が遅れることへの不安の声も上がる。識者たちは、「疑惑」を残したままの決着に疑問を呈している。

 元文部科学省大臣官房審議官の寺脇研・京都造形芸術大教授は「大学設置・学校法人審議会は外形的な審査をするところで、基準さえ満たせば認可の答申をする。獣医学部の新設を認める答申が出されたが、問題の根っこにある国家戦略特区諮問会議の審議の過程への疑惑は解消されていない」と訴える。

 さらに、「疑惑が払拭(ふっしょく)できなければ、話を白紙に戻さなければならない。当初、8月の予定だった答申は他大学まで巻き込んで11月にまで先送りされたが、これは異例中の異例。来春の開学を考えると非常に遅く、すでに多くの受験生は志望校を決めてしまっているだろう。いまだに沈黙を守る加計孝太郎理事長が説明責任を果たすべきだ」と語った。

 「特区を活用した獣医学部の新設が認可される見通しになったが、愛媛県の長年の悲願が成就することや特区の狙いだとされる地方創生はこの問題の本質ではない」。元総務相の片山善博・早稲田大公共経営大学院教授はこう指摘する。

 「今回の問題で一番の疑惑とされる、時の首相の『おともだち』を優遇したのではないか、官僚がそんたくしたのではないか、という点が解明されていない」と述べ、「設置審の議論も、最初から認可ありきのストーリーで進められた印象だ。首相をはじめとする政治家や省庁幹部が国会で語った内容に納得した国民が、どれだけいるだろう。加計学園だけに認められたプロセスは十分に検証されていない」と強調した。

[2017/11/10 12:55] | 政治動向 | トラックバック(0) | コメント(0)
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