「共謀罪」採決に国会周辺で抗議 
 「内心の自由」を脅かすとの指摘がある 「共謀罪」法案が19日、衆院法務委員会で可決された。

 傍聴席にいた東京都世田谷区の主婦羽立教江さん(76)は採決の後、「十分議論が煮詰まっていない。こんなのひどい」と涙を流した。
 先週の法務委員会も聴きに来た。金田勝年法相も法務省幹部も、野党の追及に明確な答弁ができていないと感じた。「(傍聴席から)声を上げられるなら『なぜ、強引に決めてしまうの』と言いたかった」と声を落とした。

 東京都国立市の西川重則さん(89)は長年国会の傍聴を続け、過去3度の共謀罪が廃案になるのを目の当たりにした。ここ数年、特定秘密保護法や安全保障関連法など、重要法案で採決の強行が続く。「安倍政権は、数の論理で押し通す考え方が板についてしまっている。私は内心の自由を奪われた時代を知っている。戦前の日本に、また一歩近づいた」と憤った。

 国会周辺では、抗議の市民が「共謀罪NO」などと書かれた紙を手に、シュプレヒコールを上げた。
 西東京市の落合ヒデさん(85)は、2本の杖をつきながら訪れた。「以前と違って、自民党内で何も言う人がいないのが不思議。私たち戦争経験がある者が頑張らないといけない」

 沖縄県名護市の仲宗根和成さん(38)は国会前での集会に初めて足を運んだ。米軍普天間飛行場の辺野古移設計画に反対している。「『共謀罪』ができると、沖縄への圧力が強まる」

 抗議集会は夜になっても続き、約9千人(主催者発表)が集まった。日本大学3年の中山美幸さん(22)は、採決強行をニュースで知って駆けつけた。一昨年、安全保障関連法に抗議した「SEALDs)」の学生たちに刺激を受け、今年3月に発足した市民団体「未来のための公共」に加わった。一般市民は、「共謀罪」の対象外という政府の説明に疑問がぬぐえない。「この政権が法律を手にしたとき、私たちは『一般市民』でいられるのでしょうか」。
[2017/05/20 09:07] | 政治動向 | トラックバック(0) | コメント(0)
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